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サンディ島(サンディとう、)、または、セーブル島(セーブルとう、, )〔「グーグルアース」記載の島、行ってみたら存在しなかった 、AFP BB News、2012年11月23日、2012年11月24日閲覧〕は、ニューカレドニア島北端から西北西約400km、チェスターフィールド諸島の東の珊瑚海にあたるフランスの領海内にあるとされていた幻島。 この島がはじめて文献に登場するのは1792年、ブルニー・ダントルカストーによるもので、ニューカレドニアの沖合にて航海中に発見したいくつかの小島の1つとして紹介されている〔Alexander George Findlay: A Directory for the Navigation of the Pacific Ocean, vol. 2, London 1851, p. 829〕。 1876年には、捕鯨船が南緯19度14分・東経159度56分および、南緯19度50分・東経158度51分に存在する「島」と「環礁」を報告〔Doubtful hydrographic data = Données hydrographiques douteuses / International Hydrographic Bureau, Pt. E: South Pacific Ocean; Monaco 1968 – 1969 (3rd ed.) (p. 48)〕、これがその時代の地図製作者によって「1792年に発見された島が再確認された」と誤認され、地図に記載されてしまったと考えられている。 島が存在しないのではないかという報告は、DXペディション(英語)を行っていたアマチュア無線家によって2000年4月になされたが、その時は大きな話題にはならなかった。 この問題が再び発見されたのが2012年であった。オーストラリアCRISOが行っている調査船''Southern Surveyor''の海洋調査において、地図によってこの島が載っているものと載っていないものがあることを地質学者が気づき、この島を調査することとなった。結果、島は見つからず、島が存在するとされていた場所は「水深1,400mの海底」であることが明らかとなった〔。 トラップストリートの例のように、架空の島をわざと記載することで著作権を侵害した地図を炙り出す為の「著作権トラップ」だったのではないかという説も出た。しかし、オーストラリア海軍水路部の担当者は海図において著作権トラップは一般的ではなく、単なる人為的なミスであろうとしている〔〔。 == ギャラリー == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サンディ島 (幻島)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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